4月10日は「きょうだいの日」

私が中学生のとき、弟が1年間の長期入院をした経験があります。当時は入院中の弟のベッドのある部屋で時間を過ごすことも多くありました。

しかし、いま小児病棟の多くは入院していない子どもの入室を禁止しています。そのため、一人で留守番をしていたり、病棟の外にある長椅子などで時間をつぶす姿を多く見るとの報告もあります。健康障がいをもつ子どものきょうだいが抱える悩みを受け止める場が少なく、必要以上の我慢や葛藤が、心の成長に大きく影響を及ぼしていることは当事者の親にも社会にも広く知られていません。

3月予算委員会で、きょうだい児への支援について質問をしました。小児慢性特定疾病医療費助成を受けている子どもは6~7000人で推移しており、その他長期入院や障がいを持つ子どものきょうだいは、決して少ないとは言えない現状がわかりました。小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の任意事業に介護者支援事業があり、家族やきょうだい児支援が明記されています。神奈川県としても、きょうだい児支援の必要性は認識しているとのことでしたが、具体的な動きはありませんでした。介護だけでなく、このようなきょうだい児も「ヤングケアラー」であり、その支援の拡充が求められています。

今回の質問のあと,平塚保健所で行った「慢性疾患児のきょうだい児への支援」の学習会資料を、県HPにアップしてくれることになりました。まずは「きょうだい児」の存在を知り、その支援の必要性を知ってもらうきっかけになればと考えます。ちいさな一歩ですが、これからも「きょうだい児」支援の拡充に向け、提案を続けていきます。

NPOしぶたねHPより

神奈川県ホームページアドレス
〇健康増進課トップページトピックス
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/index.html
〇長期療養児支援事業のページ
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/cz6/cnt/f849/index.html#chouki