知ることで見えてくる ~朝鮮学校交流ツアー2020~

 今年で4回目となる「かながわ朝鮮学校交流ツアー」が横浜朝鮮初級学校で100人以上の参加のなかで開催されました。
 午前中は小学生の授業参観があり、元気に歌う2年生の音楽の授業や日本史の憲法を学ぶ5年生の社会、そして朝鮮語を学ぶ6年生の姿がありました。授業に真剣に向き合う子どもの姿も先生の視線も日本の学校とそん色ありません。違うのは言語だけです。
 授業のあとは、体育館で歓迎講演があり、声変わり前のボーイソプラノの可愛い重唱や舞踊クラブの女の子の踊りあり、そして低学年の谷川俊太郎さんの「ともだち」の群読。「ともだち」って何だろう?の問いは胸に響きました。
 朝鮮学校への経常経費補助が無くなり、高校無償化からも排除され、幼児・保育無償化までも対象外にしている日本側の姿勢は、子どもたちの学びの場を見ていない勝手な偏見によって起きていると言わざるを得ません。
 午後には、朝鮮学校出身の元Jリーガーの安英学(アンヨンハ)さんから~サッカーの世界に国境はない~を主題に講演がありました。所属していたチームでもらった声援について、国籍は関係なく人として応援してくれた話には、勝手な憶測や偏見が差別を生んでいることが伝わってきました。
 自分のルーツを知り、アイデンティを持ち、育つための学校に向けられた差別や排除を無くしていくために、一人でも多くの人に知ってもらうことが大切だとの気づきがあり、何回来ても、新たな発見がある交流会となりまりました。

とってもスマートな安英学さんでした