原発事故はまだ続いている〜素敵な笑顔の裏側に夢を奪われた生活

相模原市で、原発事故にあった家族のための保養キャンプをしているんだよ。と、知人から渡されたパンフレットのお母さんや子どもたちの、とても素敵な笑顔の写真に魅せられました。

  • 跡見学園女子大公開シンポジウムの一部で保養キャンプのお話、そして写真を撮る吉田智彦さんの話が聞けると聞き、参加をしてきました。
  吉田さんは、素敵な笑顔はお母さんが安心して子どもと接しているからこそ、親子の心からの笑顔が生まれると言いました。
今でも、避難指示解除地域でも8000μSv/hある場所もあり、そっちはホットスポットだから、行っちゃダメ。と、見えない恐怖を抱えている生活が福島にはあります。そんな生活から開放される保養キャンプでの笑顔は心からのものだと伝わってきました。
  福島から自主避難し、今は保養キャンプ運営側にいるお母さんからの話では、原発事故前の福島の生活には夢も希望もあった。それを奪われて、さらに心ない言葉にも傷ついたこともある。と。子どもの成長を望み、将来に向けて夢を描いてきた生活が、未だに奪われたままになっている現状が、だんだん伝えられなくなっていることに気づかされました。
  生活からの恐怖と被爆から逃れることのできる保養キャンプは、自主運営で行われています。ロシアのチェルノブイリ法(被災市民の社会的保護に関する法律)では、国が被災市民の命と健康を守り、このような活動も保障されているとの話もありました。震災から7年。19回のキャンプを行いながら、支援する側される側だけではない、互いを受け入れている活動が継続できるようにすることも、政治の役目だと改めて響いた時間になりました。