わくわくプラザに行ってきました。
川崎市では、小学校の放課後児童育成事業として「わくわくプラザ事業」を行っています。
親の就労だけではなく、介護や兄弟の行事、もしくはレスパイトなど親の様々な理由にも対応しています。子どもたちの居場所として学校敷地内に設置されています。
移動中の事故などの心配もなく、事前に登録していれば誰でも通うことができます。
先日、市内のプラザ室にお邪魔してきました。
1年生がまず来室。宿題をしたり、本を読んだり、少し休憩タイム。
2年生が来室する時間になると、1年生はおもちゃやゲームなどプレイタイム。
もちろん2年生も宿題や読書をしながら、休憩タイム。
その後は、一緒にオヤツタイムになりました。
毎日来る子どもは、事前にオヤツを申込めますが、中にはオヤツの申し込まれていない子どももいます。「私はオヤツ無いんだ」と言ってる子どもいます。少し可哀そうですが、勝手に食べさせることはアレルギーなどもあり危険に繋がるので出来ないことも、仕方ないことですね。
オヤツの後は、外に行って遊びます。
そのうち、お母さんやおばあちゃんのお迎えで帰る子や、1人で決められた時間になると帰ったり、お稽古に行く子もいました。
それぞれの都合に合わせて、退室可能なため、スタッフさんは声かけも大変そうでした。そんななか、子どもたちが快適に過ごせるよう工夫もされていました。
そして障がいを持っている子も参加していますが、スタッフの特別な加配や加算も無いため、その対応はプラザを運営する側の努力頼みな部分もあるようです。
子どもも健全育成のためと言いながら、みんな同じパターンで行動しなければならない現状や学習支援などもする余裕もないなど、課題はまだまだあるようです。
一緒に座って、シルバニアファミリーで遊びましたが、(懐かしい時間でしたが・・・)話を聞いてくれる大人の存在も必要とされている様子も見受けられました。
留守家庭児事業(学童保育)が民間で様々なサービスを提供してきています。しかし、民間の学童保育の保育料は高額な所も多く、ここでも親の収入格差が子どもの生活格差へと繋がりかねません。
様々なニーズで子どもを預けることが出来、一定の安全も確保されているなどのメリットを活かし、わくわくプラザ事業のさらなる充実はこれからの議論になると思います。
子どもの健全育成と生活・学習支援はどちらも欠けることない両輪ではないでしょうか。子どもの育ちを支えるために、神奈川県としても何ができるのか議論を始めます。