原発ゼロ社会をめざして~県議会意見書報告~

2019年8月13日 11時49分 | カテゴリー: 活動報告

神奈川県は「再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」が議員提案により2014年から施行されています。「原子力発電に過度に依存せず・・・」と書かれ、再生可能エネルギーを積極的に導入するよう謳われています。しかし、スマートエネルギー計画では消費電力の2010年比2020年度10%削減はほぼ達成できているものの、分散型発電による発電量は消費電力の25%目標には達していません。省エネ意識は向上しているものの、太陽光をはじめとする分散型エネルギーの普及はまだ道半ばです。
 県議会では、原発ゼロ社会をめざす意見書と分散型エネルギーの更なる普及拡大を求める意見書が提出され神奈川ネットはどちらも必要であると考え、どちらも賛成しましたが原発ゼロの意見書は残念ながら賛成少数で否決されてしまいました。
 太陽光に限らず、エネルギーの地産地消を積極的に進めることも必要だと考えます。川崎市にある昭和電工(株)では廃プラを利用し発電し殿町にあるホテルに供給しています。市民レベルでも家庭からの廃食油を利用してディーゼル代替燃料を製造しトラックを走らせています。私たちの生活から出る廃棄物もエネルギーになる時代です。人の手でコントロ―ル出来ない危険な原発や大量のCO2を発生させる火力発電などに頼ることない社会をめざしていくことが必要です。
 昨年、生活クラブ生協の組合員さんとエネルギー問題の学習会を開催し、県との円卓会議を持ちながら市民政策提案もしています。一人ひとりがコンセントの向こうにあるエネルギーのことを考え行動できるよう、原発ゼロ社会をめざし、アクションや制度提案をこれからも続けます。

市民が集める廃食油で走るトラックを使っての環境学習の一コマ