高校生の多文化共生教育の充実を

外国につながりのある子どもの支援をしているME-net主催のフォーラムに参加してきました。
 外国人と日本人、この定義の曖昧さの問題提起がありました。曖昧でありながら、差別や偏見に繋がっているケースが多くあり、一人ひとりの個性が尊重されることが優先であり、言葉や文化、肌の色などの違いでの差別される社会を変えるには、多文化共生教育の充実が必要です。グループワークでは元高校生を交えて、当事者の声を聞けました。在県枠で県立高校に入学すると、日本の生徒との交流ができない。もっと同じ空間で過ごしたい。と言われ、すでに高校内で分断があることが分かりました。
 多文化共生教育の必要性が高まっていますが、歴史を知り、差別分断を無くすための教育にはならず、文化や食の違いなどを伝えるに留まっている学校が多いようです。知らず知らずに差別発言になっていることに気づきを持つためのグループワークなどの提案もありました。外国につながりのある子どもが増えていくことは明らかな中、学ぶ権利は平等であり、ともに暮らせる社会づくりの基盤となる学校生活のなかで、まだまだ多くの課題が現場にはあることに気づかされたフォーラムになりました。