第3回トブロツアー開催報告~子どもの学ぶ権利は恩恵では保障されない~

2019年2月10日 10時12分 | カテゴリー: 共にいきる, 活動報告

 第3回かながわの朝鮮学校交流ツアー(トブロツアー)が2月9日川崎桜本の初級学校で開催されました。

 川崎市桜本は、朝鮮・韓国にルーツを持つ人が多く住む地域です。大戦の歴史のなかで強制労働で日本に来て、帰国できずに桜本が故郷となっている1世から4世までが、日本社会のなかで共に暮らしています。

 桜本は就職差別や指紋押捺拒否運動などがあり、民族差別と闘ってこられた元桜本教会の関田寛雄先生の講演がありました。
 神奈川県は朝鮮学校への学校運営補助金も、生徒への学費補助金も停止しています。関田先生は学ぶ権利は等しく、恩恵の教育であってはならない。同情では差別はなくならない。と言われました。子どもの学ぶ権利を保障するための補助金ならば停止はできないはずであり、補助金を停止する姿勢そのものが、補助金を恩恵・同情と位置付けているということに気づかされました。場所を選ばず、すべてを権利の教育にしなければなりません。

 朝鮮学校の児童生徒は、南北統一を望んでいます。そして自分たちこそが朝鮮半島と日本の架け橋になれる存在なんだ。と言っています。地域社会で日本の文化を知り、ルーツの朝鮮の歴史や文化を学んでいます。
 広い視野を持ち、架け橋になることを望む教育をしている学校のことを一人でも多く知ってもらうトブロツアーの来年の開催も最後にアナウンスされました。偏見・差別をなくし、安心して朝鮮学校へ通うことができる環境を整えるように、これからもアクションをしていきます。