海士町・島まるごと図書館構想から見えた地域の拠点

2018年9月4日 18時56分 | カテゴリー: 活動報告

島根県海士町に視察に来ています。人口は僅か2300人の小さな島です。島留学やIターン移住者が増えている注目されている島です。小さな島にある図書館に行きました。
海士町中央図書館。入口から木の心地よい香りがし、明るい雰囲気に、広い窓。その外側には、黄金色の稲穂が広がっています。閲覧席にカフェ席があり、ゆっくりお茶を飲みながら、くつろいで本を読むことができること。家のリビングにいるかのよう。さまざまな取り組みのなかに、絵本広場の前には、子ども服譲りますボックスまであります。
 この町の図書館は、子育て支援・Iターン支援・社会福祉要素を兼ねそろえています。いま、住んでいる場所を中心にしたコミュニティだけでなく、趣味趣向が似た人同士がSNSで繋がっています。そんな人たちが気軽に集えるしくみが至るところに見れました。
豊富にない財政のなかで、知恵を使った拠点としての多面的図書館です。図書館という創造性を掻き立てる場所で対話を生み出し、未来を語るフューチャーセンターであり、暮らしや心のより所となるサードプレイスとしての海士町の取組みは、見習う点がたくさんありました。
 そして、いつでも本がある環境にするために、フェリー待合室や歯医者さん、資料館など分館が20館、返却ポスト7か所もあるそうです。2017年には、2300人に対し、貸出冊数は12,572冊、町民一人当たり年間5.1冊も貸し出していました。
人づくりの柱の拠点としての図書館は、小さい島の取組みだから出来るのではなく、神奈川県でも取り入れることのできる視点の気づきがありました。