ありのままの自分でいる権利に必要なこと

2018年4月8日 13時15分 | カテゴリー: 活動報告

生活クラブ運動グループが地域で一同に会する「地域連携協議会」の学習会がありました。フリースペースたまりば理事長 西野さんを講師に迎え「地域で支える子育て」をテーマに講演がありました。
 いまの若者が置かれている現状の話では20~39歳までの死因1位は自死であり15~24歳の若年層での自死率は90年代から上昇し続けている現状を聞き、自死の要因の一つにある学校でのいじめのピークは小学2年生とのこと。九九を覚えられない同士で慰め合っていた私の時代とは違い、自分より覚えられない人をみつけては「まだ覚えられないのかよ!」といじめていくこともあるとか・・・・また、ある調査では0~2歳でお稽古を習っている子どもも30%を超え、4歳までには70%の子どもが何らかの習い事を始めているそうです。その時点から、他の子どもと比較され、あるいは競争させられているかもしれない今の子育て事情から話が始まりました。
 川崎市子どもの権利条例第11条には「ありのままの自分でいる権利」として、違いを認められ、安心できる場所で自分を休ませ、及び余暇を持つことの権利の保障が書かれています。果たして、いま、この権利は保障されているのか、と西野さんからの問いかけがありました。子どもの権利条例を具現化する場所としてある「子ども夢パーク」の活動の紹介へと続き、ケガと弁当は自分持ち。やりたい気持ちを最大限尊重される大切さが、ありのままの自分でいられる安心感へとなり遠回りのようでも成長には近道なのかもしれない気づきがありました。
 そして質疑から、子どもの成長に欠かせない失敗する権利を保障するためには、同時にそれを見守る親の辛さを受け止める社会になっているのか。我が子の悩む姿、苦しむ姿を見守ることは親にとって、とても辛い時間で、その辛さを共有する空間がなければ親も潰れてしまいます。そんな親支援の場が、まだまだ足りていないことに気づかされました。

*川崎子ども夢パーク 

誰もが、居場所がある夢パーク

http://www.yumepark.net/#