産業労働委員会報告 起業・創業支援編

2017年3月8日 01時20分 | カテゴリー: 活動報告

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有効求人倍率が2016年12月全国では1.43倍 県内は1.06倍です。全国規模では一年を通して1倍を超えたのは10年ぶりのことだそうです。(厚労省一般職業紹介状況より)

しかし、神奈川県内は1倍は超えているものの、全国平均より0.37ポイントも下回っています。中小企業の後継者問題もあり、県では働く場所を減らすことなく起業・創業支援を行なっています。起業を考えている人への支援はインキュベート施設が県内にも34施設ほどありますが、その一つが川崎市高津区にある県も出資している「神奈川サイエンスパーク KSP」です。1986年設立されています。資料によるとこれまで450を超えるベンチャー企業の創出・成長・IPOに立会い、他のインキュベータにない「投資ファンド」を持つなど機能を進化させているとのこと。資本のうち県が11.53%出資しています。
しかし、成長分野の研究なども行われ、セキュリティも厳しく、近寄りがたい雰囲気があり、市民からわかりにくい施設となってしまっています。

委員会でKSPについて2月末現在で36社が入居され、72%の稼働率であることがわかりました。KSPは県の第三セクター指針により、「県の財政的支援や人的支援等と受けることなく継続的かつ安定的に事業を展開することが可能と認められる法人については自立した第三セクターとして認定し県主導第三セクターから外しています」とあり、その財務状況などは県のHPから見ることは出来ません。

県が出資している施設であり、その施設の持つ特徴から、誰もが入れる施設でもないが故に、市民にとって「あの施設はどうなっているのだろうか?」と疑問の声が出るのも当然かもしれません。
出資率が低く、自立して稼業しているとの理由ですが、施設の見える化について、もう少し丁寧に行うべきではないか。と指摘せざるを得ません。KSPとして、様々な努力をし、稼働率をあげているとのことですし、市民に対し県施設としての情報の公開の工夫を求めました。