ともに生きる ともに学ぶ

2016年9月20日 12時43分 | カテゴリー: 活動報告

 

image1 IMG_1755新しいランドセルを背負い、学校を楽しみにしていた新1年生の男の子が、入学後6月に学校に行けなくなったとき「もう僕、みんなみたいな大人になれない」と大粒の涙をこぼしたことから、現理事長の西野博之さんが始めた子どもの居場所「たまりば」が、その活動の25周年を記念してシンポジウムを開催しました。

 

子どもは親を選らべません。でも、どんな親でも子どもはお父さんやお母さんが大好きです。大好きだからこそ、親の期待に応えきれず動けなくなったり、寂しくなったり、人との接触が怖くなることもあります。学校や家だけでなく、どこか、だれかがそっと寄り添う場所が必要なのかもしれません。それは子どもに限らず、親でも必要な人もいるかもしれません。

『子どもの支援は親の支援につながっている。夜勤の親がいたら、子どもは泊まる場所が必要。子どもを育てられない親がいたら、遠い場所で分離するのではなく、子どもの生活圏で預かれば転校しなくてもいい。家と支えるどこかの両方で暮らすことで親子分離しなくても良い事例もある。』と大阪西成の実践から話がありました。

そして子どもの貧困率が高い沖縄県。国から子どもの貧困対策で10億円交付され、さらに県独自で5年で30億円かけて、対策を進めるとのこと。どうにかしたい。と思う人の善意だけでなく、しっかり予算を付けることで地域を巻き込み、社会全体で子どもを育てる姿勢を打ち出すと。子どもを育てるのは家庭の仕事、自己責任ではなく、貧困も社会の歪みであり、そこにいる子どもや親の支援は社会の責任であるとの姿勢は皆が持たなければならないと思います。沖縄県の社会や地域を巻き込んでの対策は期待が持てます。

地域の財産を活かしながら、ともに暮らすまちづくり。それは子どもだけでなく、障がいをもつ人との暮らしも同じです。誰もが、共に暮らせる社会へと提案を続けます。