ヘイトスピーチを許さない川崎にしよう!

2016年2月7日 21時49分 | カテゴリー: 活動報告

昔むかし・・・
外国の人が、日本の学校に通うには、日本人の保証人を連れて来いと言われた時代がありました。
日本人と同じように教育を受けることが出来るようにしましょう。と親切そうに言われました。
どちらも、あなたの国を信用していませんよ。日本人として暮らして生きなさい。という意味だったのです。
でも、どこで暮らしていても、その人のルーツは大切にされるものであるはずです。

外国の子どもは保育園では預かったことがないので、入園は出来ません。と言われました。
ならば、外国の子どもでも入園できる保育園を作ろう。と新しく出来た保育園には、日本人の子どもがたくさん入園して来ました。共に地域で暮らす子どもに国籍も言葉も関係ありませんでした。

川崎市はそんな外国につながりのある人がたくさん住んでいる町です。
そんな垣根を取り払うために、市民と行政が、ぶつかり合いながら、時には手を取りながら、まちづくりを進めて来ました。

いま、そのまちで、ヘイトスピーチが行われています。
話せばわかる。と思って近寄って行っても、薄気味悪く笑い罵声を飛ばす。それが彼らのやり方です。

ヘイトスピーチは表現の自由なんかではない。人権を侵害する行為です。特定の人や国に対して威嚇する行為を許すことは出来ません。
京都にある朝鮮学校の門の前でヘイトスピーチが行われました。その時、朝鮮学校に通う子どもを守るために、ヘイトスピーチをめぐる人権侵害を訴え、大阪高裁の判決は、在日朝鮮人の民族教育を行う利益を有すること認め、これに対する行為は憲法13条の公共の福祉に反し、表現の自由の濫用であって、法的保護に値しないと判示しました。2014年12月最高裁はその後、上告を棄却・不受理とし、大阪高裁判決が確定しています。
しかし、未だにヘイトスピーチは無くなっていません。それどころか在日の方が多く住む川崎・桜本をめがけてすでに11回にもおよぶヘイトスピーチが行われています。
同じ地域で住み暮らし、国籍が違うだけで、地域の仲間と育ってきた人にとって、突然、罵声を浴びることになる恐怖。それは想像を超える苦痛でもあるのです。

国と国の利害を問う以前に、地域で共に生きる社会を実現することが平和の基盤となると考えています。だからこそ、苦痛を与え、恐怖に陥るヘイトスピーチは許さない確固たる姿勢を示すことが必要です。そのためにも、ヘイトスピーチが人権侵害であり人種差別に当たる行為をさないために、多くの市民に現状を語り共感を高めるための運動を川崎市内で繰り広げ、川崎市に対して根絶するための基本行動計画の策定を求める署名活動に取り組みます。

恐怖から声を出せない人がいたら、声を出せる人が声を出そう。
恐怖から立ち止まってしまう人がいたら、歩ける人が先を歩き道を作りましょう。その道をたくさんの人が歩むことが、社会を変えていくことにつながると信じて。