厚生常任委員会報告 〜情報は誰のもの?〜

2015年10月2日 21時18分 | カテゴリー: 活動報告

 子宮頸がんワクチンを接種した後、しびれなど健康被害が生じてしまった方へ医療費等を給付する支援策が今年の8月から県の事業として始まりました。

6月の常任委員会では、この支援策についての報告を受け、県の指定する協力機関病院等である7病院で診断を受けて欲しい。とのことでした。
しかし、県内で7箇所だけでは少ないのではないか。健康被害を抱えて遠くの病院まで行くことは困難を伴うので、増やすことを検討するべきだ。などの意見が多くの委員から提案されましたが、残念ながら、それには後ろ向きな県の姿勢が見られました。

しかし、今回の9月定例議会が始まり、報告を受けたところ、7つの協力機関の他に、県が認める専門協力機関として23病院が追加されていました。
増えたことは、とても喜ばしいことですが、いつ、どのように診断できる病院が増えたのでしょうか。
県のHPを見ても、どこにも出ていませんし、議会でも報告を受けていません。

健康被害を抱え苦しんでいる方の少しでも負担を減らすように出来た医療費等給付事業。しかし、まだまだ、寄り添って支援しているとは言い難い状況です。

ワクチンによる健康被害なのか否定出来ない場合は、国でも救済していく方向性を示していますが、遅々として進まない国に対し、県が緊急性を認めて始めた経緯があります。しかし、どの医療機関で診断を受けれるのかの、基本的情報が欠けているのでは、使いようがありません。

HPでの公開ならびに議会への報告を求め、改善することを局長が約束してくれました。情報は市民が持ち活用するものであり、行政だけが知っているというものではありません。情報の公開を迅速に行うよう、これからもチェックをしていきます。

以下、 県のHPへのリンクを貼ります。  

子宮頸がんワクチン医療費等給付についての案内  http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f500382/

子宮頸がんワクチン接種後の痛みなどの診断機関についてhttp://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f520027/