既製品とオーダーメイドの着心地に例えてみた

2015年1月4日 23時23分 | カテゴリー: 活動報告

介護保険改正が今春に行われます。
高齢化が進むなかで、介護保険財政維持のための改正ではないか?と思わざるを得ない部分は否めない改正になりそうです。
軽度と言われる要支援者へのサービスは介護保険外となり、地域支援事業へ移行。
事業所へ支払われる介護報酬も9年ぶりに減額になる。とか。
そして、ますますサービスのパッケージ化が進むそうです。
月単位で、どれだけのサービスが提供されるかが決まっていて、本人の生活に合わせるのではなく、既成のサービスに生活を合わせるというのです。
 
オーダーメイドの洋服と既製品では、着心地が全く違います。
いろいろなサイズやデザインがあって、既製品でもオーダーメイドのように安く着ることができれば、それはそれは良い話です。
でもワンサイズしかない服では、小さかったり大きかったりでは、困ります。
 
生活のリズムや暮らし方は千差万別。その人の歴史でもあるのです。
その生活を画一的にパッケージにしてしまおう。と改正の動きがあります。効率は良いのかもしれませんが、生活を支える理念からは遠ざかってしまいます。
 
介護保険のサービスとサービスの間にある隙間にあるニーズを汲み取る事業が高齢者の方の望む生活を支えることになりそうです。
 
介護の社会化を進め、自宅で安心して歳を重ねることのできる宮前区にするためにも、この隙間にあるニーズを埋めるしくみを考えていくことが大きな課題となります。
市民の力が息づくまちづくり。NPOの活用を視野に入れ、介護保険だけでなく、支え合うことで安心できる暮らしのしくみづくりを提案していきます。