中身はなんだ?

2014年11月27日 02時27分 | カテゴリー: 活動報告

廃棄物? それとも原料? ~域内循環~

 
この写真、缶の中身は何でしょう?
 
 
これは、市内小学校給食の調理に使われた食用油です。
缶には、コロッケ とか ポテトフライ とか カジキフライ なんて書かれています。
子どもたちの給食を食べている笑顔も想像しちゃいますね。
 
その隣は、家庭の台所からの廃食油です。
 
そんな廃食油は廃棄物として扱われます。
川崎市一般廃棄物基本計画では、廃食油は布にしみ込ませるか固めてゴミとして出すように指導しています。
事業系の場合も、処理業者の指示に従い排出する。となっています。
 
 
でも廃棄物ではなく、石けん『きなりっこ』の原料として使っているのが、
『川崎市民石けんプラント』です。
 
他でもリサイクルして再生潤滑油や再生燃料等にも生まれ変わっているようですが、もっと私たちの生活に欠かせない石けんになり、また台所に戻ってくる。循環の輪がはっきり目に見えることが環境意識向上にも繋がっているのではないでしょうか?
 
捨てればゴミ、使えば資源。
 
そして忘れてはいけないのが、このような循環の輪を作る努力は各自治体の取り組みとして行っているのが通常です。
でも、この川崎市民石けんプラントも取り組みは、市民運動から始まり、市民のお金を集めて工場を作り、今もNPOが運営して事業をしています。
 
川崎市はゴミとして排出しろ。と指導しています。それでも、市民は資源循環させたいと思い行動しているのです。
1人ひとりの行動は、決して派手ではありません。台所で使った油を集め、その油を原料にした石けんを使用する。そんな小さな一歩でも、集まれば大きく循環型社会へ前進します。
 
町を変えるのは、市民です。
 
限りある資源を有効に活用しながら、循環の輪を一緒に拡げていく仲間を増やしていきましょう*\(^o^)/*